2011年 06月 22日
Capriolo 100
ずっと以前に仕入れてきたものの、エンジンが掛からず店に出していなかったカプリオーロ。
ちょっと時間が出来たので不良原因の電装系を見直して修理完了、やっと値段が付きました。
Capriolo 100_a0208987_17325070.jpg

ホームページにも書いてありますが、この車両フレームナンバーが00001番!
この100と言うモデルは当初アメリカ向けに作られたらしく、この車両の仕様を見ても
やはりUS仕様になっており、多分サンプルか何かで行ったものではないかと推測しています。
状態はメッキがやれている以外かなり良く、、オリジナルコンディション。そしてたぶん未走行。
何故に未走行と思われるかと言いますと、一番は電装系不良、単なる故障では無く、
明らかに間違った配線がされていて、元の配線では点火系が機能せず、これが長いあいだ動かなかった原因だと思います。なものでエンジンが掛かった今は好調でお勧めのバイクです。
このカプリオーロと言うバイク、色々独創的なメカニズムやデザインでとても面白いバイクなので、
今回ブログ用にちょっとエンジン内部のご紹介。
Capriolo 100_a0208987_1746082.jpg

ヘッドカバーを開けるとこのようになっています。
この頃は大体OHVですが、このエンジンはとても個性的なOHC、フェイスカムという方式です。
Capriolo 100_a0208987_17461221.jpg

ご覧のように円盤にカム山があってそれがくるくる回りロッカーを押すという非常にシンプルな作り。
オイルラインも蛇口のようにカムに直接注ぎ込んでそれを周りに飛ばすという仕組み。
メカノイズもすごく少なくて上品に回る良いエンジン、メカ好きの方にお勧めしたいバイクです

by batmci | 2011-06-22 17:57 | バイク | Comments(0)


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