1920年代にフランスで造られたモトベカンMB1のご紹介。
正確な年式は不明ですが1920年代中期にフランスで造られたMotobecane MB1 2ストローク175ccでギアボックスやクラッチなども無いダイレクトドライブのまさにクラッシックバイクと言えるバイクです。
始動はディコンプレッサーレバーを作動させてペダルを漕ぎ、勢いがついたところでレバーを始動側にしてエンジンを掛けます。
その後はそのまま走行というプリミティブなバイクです。
ガーターフォークとも違うリンク式のフロントフォークが時代を感じさせます。
もちろんバッテリーなど無く、発電機能も無いのでホーンはラッパ、ライトはカーバイトランプです。
サスペンションが付いた凝った造りのカーバイトランプ。
軽め穴が開いたフレームや大きなスプリングなどなかなか雰囲気のあるサドルシート。サドルも経年変化がいい味出しています。
現代の交通事情ではなかなか街中の走行は難しいバイクではありますが、郊外やリゾート地などの信号などあまりないところで走らせたり、
店舗などのディスプレイにとてもいい車両だと思います。雰囲気の良いアンティークとしても価値のある一品だと思います。
ご興味の方是非一度ご覧ください。