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2018年 07月 15日
RUMI Junior
イタリアンクラッシックの中の珠玉の一台に入るRUMI Junior が入荷。
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それまでのテレスコピック/プランジャーサスの125SSで多くの公道レースを戦ってきたRUMIが1955年に市販レーサーとして販売したのがこのJUNIOR エンジンは前のレーサーベースのビキャブレト―レのシリンダーをアルミ/メッキシリンダーに進化させたものを採用。
足回りは当時最高性能のSTURCHER製のショックユニットを組み合わせたアールズフォーク/スイングアームの前後サスペンション(フロントはテレスコのモデルもあり)を使いフロントブレーキはツインパネル、リアブレーキも4シュ―とこれまた凝った作りのブレーキを採用。
アルミ製タンクやカウル軽量化されたシートを使い超軽量に仕上がっています。
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STURCHER製のフルアジャスタブルショックを使ったアールズフォーク。ブレーキはシングルリーディングツインパネルです。
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ツインキャブ用のスロットルやツインパネル用のブレーキレバー一体のハンドルはもちろん専用品。ライトステーも簡単に外してゼッケンが付けれるようになっています。
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フィンが付いたデザインが超繊細な作りのトップブリッジ周り。Juniorならではの造り。
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こちらがカウルを付けた状態。アルミ製でこちらもとても繊細な作りです。

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凄く特徴的な形状のタンクはもちろんアルミ製。横から見るとただの丸いタンクに見える
このタンクの造形はなかなか写真では伝えにくいです。
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正面から見るとバイクの細さがよくわかると同時に下側が大きく張り出したタンクの形状が分かります。
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大きなタンクパッドに覆われたタンクは前側にパッドを収納するカウル状の張り出しがあります。
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タンクパッドを外すとこのようにタンクキャップが現れます。50年代イタリア車ならでは凝ったデザインにしびれます。
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こちらがカウルレス、
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そしてカウルが付くとこんな感じです。細かいところですがシート下にはゼッケンサークル取り付け用のブラケットがちゃんと付いています。
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この斜め後ろからの眺めもまさにイタリアンレーサーの佇まいです。

RUMI Juniorというと現地ではコレクター垂涎の車両でその為レプリカも存在するほどでなかなか本物と言える車両はそれほどありません。
今回紹介するこの車両、長年日本にあった車両で、スゥェーデンのRUMIスペシャリストGösta Karlsson氏がレストアされた車両です。Göstaさんは50年代スエーデンでRUMIに乗ってレースをされていた方で、イタリアのRUMI関係者とも親交があり現地でも有名な方です。
このように筋の良い車両は現地でもなかなか見つかりませんので本当に良いRUMIをお探しの方是非一度ご覧ください。

2018/7/16ご成約ありがとうございます



by batmci | 2018-07-15 13:45 | バイク | Comments(0)


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