2018年 08月 02日
Moto Devil 160
1950年代イタリアはベルガモにあったメーカーMoto Devil その中核モデル160Sportのご紹介。
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ミラノから東に50Kmほどの城塞都市ベルガモといえばMoto RUMIが有名ですが、そのRUMIと同じベルガモにあったメーカー
O.C.M.A.-Devil S.p.Aで作られたのがこのDevil 160 Sportです。 O.C.M.A.-Devil S.p.Aは1953年から57年という僅かな間しか存在しなかったため、あまり多くの車両が残っていません。

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2st160ccのエンジンはこの時代のイタリアン2ストロークに多く有った作りで砂型鋳造のケースや鉄シリンダーがしっかりした作りで、4速のギアボックスはストロークが長いながらもカチッとしたギアの入りで独特の感触です。エンジンのフィーリングはクランクマスのあるトルクフルで一発一発がはっきりした感じの回り方のエンジンです。

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キャブレターは定番のUB、口径は24mmと160ccとしては比較的大径の物が使われています。
エアフィルターはオイル飛散防止に2ストロークには多くつかわれています。

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イタリア車らしいマフラーカッタ―からは歯切れのよいエキゾーストを奏でます。

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トップブリッジ後端に付いたハンドルのレイアウトはこの当時のイタリア車で良く用いられたレイアウトです。

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Moto devilの鋳出しがあるチョークレバー。ステアリングダンパーノブのデザインもオリジナルです。

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ドーム型レンズのスピードメーターはイタリア車ではなかなか見ることが無いデザインです。

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タンクのデザインは比較的あっさりしたデザインですがそこはやはりイタリアン、絶妙なカーブで可愛らしい造形です。

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シートもイタリアンらしく赤/黒のツートンです。

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テールランプはドカティなどと同じかまぼこ型のCEVを使っています。ただ、ステーのデザインは独特でそれがDevilらしさになっています。

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一見それほど特徴のないバイクにも見えますが、細かいディテールは凝っていて、エンジン以外のホイルや細かい部品まで自社製にこだわった造りはなかなか個性的です。この時代のイタリアンらしい乗り味を是非味わってみて欲しい一台です。



by batmci | 2018-08-02 12:08 | バイク | Comments(0)


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