2018年 08月 04日
Moto Atala Motori CR
大変珍しいイタリア製FFモペッド Moto Atala Motori CRのご紹介。
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このMoto Atali 前回の出張でたまたま見かけあまりのカッコよさに衝動買いした車両です。
FFのモペッドというと何と言ってもフランスのソレックスが有名ですが、こちらはそれに輪を掛けて個性的なモペッドです。
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まずは何と言ってもこのエンジンレイアウト、水平シリンダーが先頭でその上にヘッドライトと一体になったシェラウドが付くという個性的なデザイン。エンジン後ろ側に少し見える筒状の物はエアクリーナーボックス、これもデザインの一部として収まっています。
一次減速されて遠心クラッチを通したローラーがタイヤを駆動するのはソレックスと同じですが、こちらはタンクがフレームに付く為スリムでスッキリしたデザインです。
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ローラー駆動の切り替えはレバーで行うのもソレックスと一緒。ただ、マフラーが固定されているのでエキパイとマフラーの間にジョイントがあるのが特徴です。そしてなんといってもこのバイク一番のポイントはこちら。
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タンクの位置は普通のモペッドとしては当たり前のところに付いています。そしてキャブレターはシリンダーの上、エンジンの一番上の部分にあります。そう、これではガソリンが流れないのです。それよりタンクにコックが付いていません。
これをどうやって解決しているかというと・・・・・・
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なんとエンジンにフュ―エルポンプが付いています。それもエンジンが回るとクランクケースの内圧差で動く方法です。
ガソリンタンクからポンプに送られたガソリンはキャブレターまで送られ、余分なガソリンはまたタンクに戻って行くよう工夫されています。
店主もこれを見た時はびっくり、イタリア人の執念を感じました(笑)
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デザイン第一との為にメカニカルな工夫をしてモペッドと言えど妥協しないさすがイタリア製です。
ですがこんな凝った機構が災いしてか、今ではなかなか見ることが無いこのモペッド、日本に持ち帰れて良かったと思います。
試乗してみるとさすがにFF頭が重くアンダーステアです。でも慣れてくるとリズムよく走れて以外に走ります。
こういう車両を一台こっきり輸入するのは結構な縁が無いと入ってきませんので今回は縁があったということで次に入るかは全く不明です。
でも、こんな風にあまり知られていない車両を輸入してくるのもこの仕事の醍醐味と楽しんでやっております。
また皆様の知らない車両、面白い車両をこれからもぼちぼちと探してまいりますので暖かく見守って下さいませ。



by batmci | 2018-08-04 16:06 | バイク | Comments(0)


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