2018年 08月 29日
Ducati Cucciolo
以前に当店で輸入販売したDucati cucciolo、オーナー様ガレージのレイアウト変更で販売となり店頭にて展示中です。
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言うまでも無く有名な話ですが、ドカティがオートバイ事業に進出し最初に作ったのがこのクッチョロです、元はSiataが作ったエンジンですがそれをライセンス生産して自転車に搭載するキットとしてやカプロニ製のフレームなどに組み合わせて販売されました。
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エンジンはちょっと特殊な4ストロークプルロッドOHVの48cc、ミッションはペダルを回してクラッチと2速のギアチェンジを行うこれまた特殊な構造です。
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とっても可愛らしいキャブレターはcuccioloの鋳出しがあるWeber製。
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初期のクッチョロはこちらにSIATAのロゴがありますがこちらはドカティ製の物です。
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特徴的なペダルにもドカティのロゴが。
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この固体の一番の特徴、ペダルを前後に回してクラッチ操作とギアチェンジを行うのがクッチョロ独特の機構ですが、こちらの車体は一般的な左手クラッチとハンドチェンジで変速を行う様になっています。
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その操作は左側ハンドルグリップがツイストして捩じってこちらがエンジンの圧縮を抜くデコンプ、レバーがクラッチ、右側のハンドルグリップは同じくツイストしてスロットル、レバーは前後ブレーキを同時に掛けるインテグラルブレーキになっています。
タンクの右前に見えるのが上が2速、下が1速でその真ん中がニュートラルというハンドチェンジレバーです。
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一本のレバーに前後ブレーキケーブルが付いているインテグラルブレーキがよくわかるアングルです。
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フロントフォークは本格的なプレスガーターフォークが使われています。ブレーキもアルミ製のドラムブレーキでこの手の車両としては高級な作りです。
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リアショックはもっと凝っていてカンチレバー方式のスイングアームになっています。調整付きフリクションダンパーも付いています。
このデザインは当時のジレラやグッチなどに使われていた手法でフレームのデザイン含め部品点数もかさむかなり凝った物です。
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ガソリンタンクはこの手のモペッドにしては大きめの物でメッキが掛った高級仕様。タンクキャップの造りも繊細でとても良い作りです。
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シートは新品に張り替え済みです。キャリアの造りが凝っています。リアフェンダーも深くなっていていい作りです。
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テールランプは当時の汎用品です。リアショックのアルミ製エンドパーツの造りがこれまた綺麗です。

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クッチョロは元々エンジンキットとして販売された為、色々なフレームが作られて組み上げられていました。
大体は自転車に毛が生えた程度で作りも簡素で、心が惹かれるような作りの物は滅多に見ることがありません。
店主も長い間良いクッチョロが無いかと色々と見てきましたが、いままでぐっときたのは以前販売した物と今回ご紹介しているこの車両ぐらいで本当にいい車両は滅多にありません。この車両の細部をじっくりがご覧になって他の車両など画像検索などしてご覧ください、
きっと違いが分かると思います。
2018/8/31商談中です


by batmci | 2018-08-29 18:15 | バイク | Comments(0)


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