2018年 11月 22日
ISO Scooter 125
2ストロークツインピストン125ccというエンジンを積んだ個性派スクーターISO Scooter 125が入荷。
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ISOと言えば車ではISOグリフォなどのスポーツカーやバブルカ―の中で有名なBMW Isettaのオリジナルモデル
ISO Isettaを作ったメーカーとして有名ですが、バイクでも2ストロークスプリットシングルという
特異なエンジンを搭載した色々なモデルを作っていました。
その中でもオートバイ製作初期1950年頃に作られたのがこのISO Scooter 125です。
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このISO Scooterの特徴は何と言ってもこのエンジン。ただの強制空冷2ストロークエンジンでなく
燃焼室が繋がったツインシリンダーをY字型のコンロッドで2つのピストンが上下するという特殊な物です。
このカバーからにゅっと付き出た物がエンジン強制空冷ファンの吸入口、結構しっかりしたアルミの鋳物製です。
普通のネジ留めでなくクイックファスナーを使ったパネルを外したところがこちら。
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パネルを外すとツインポートエキゾーストになっている左右に振り分けられたエキパイがのぞきます。
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画像ではよく見えませんが、強制空冷ファンのセンターには空気を整流する為に三角錐状のアルミ部品がセンターに入っているなど凝った形状のクーリングシステムになっています。
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左側にはキャブレターともう一本のエキパイ、下の方に見えるスプリングはカンチレバー方式のリアショックスプリングです。
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極薄鉄板をプレスで抜いた一体構造のボディカウル上部にはプラグ点検用のリッドがあります。
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前の鞍型シートは固定ですが、リアシートは荷台の上に必要に応じて取り付けるタイプです。
このシートがなかなか凝った作りになっていて
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このように横に開いてガソリンタンクキャップにアクセスするような構造になっています。二台の後ろには小物入れが付いています。
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ボディと同じ薄い鉄板で作られたレッグシールドは他の同時代のスクーターに比べると幅広な作りです。

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ハンドル幅は当時のスクーターで多かった幅広タイプ。
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ヘッドライトは小ぶりな105mmの物が付いています。これも当時のスクーターの標準サイズ。
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レバーやスイッチ、グリップなど当時のまま残っています。
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メーターはちょっと高級なイエーガ―製の物が付いています。トップブリッジに付いた七宝焼きのエンブレムも綺麗に残っています。
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こんなステップの小物までISOの名前入り、
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当時としてはスクーターとしては大きな12インチタイヤを採用していたり、
幅広なボディで低いシート高などこのISOは当時のスクーターとしては個性的な作りです。
流れるようなボディラインは1940年代後半から50年ごろのイタリアの雰囲気があるとても美しくイタリアらしいデザインです。
以前に当店にて販売した際エンジンは分解整備等行っているのですぐにお乗りいただける状態です。
個性的なスクーターをお探しの方、是非一度ご覧くださいませ。




by batmci | 2018-11-22 11:51 | バイク | Comments(0)


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