2019年 06月 01日
Moto CM 250 Twin 入荷
日本ではもとより本国イタリアでもレアな車両、Moto CM 250Sportが入荷しました。
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Moto CM 250は1948年から生産された2ストローク125ccモデルの上位モデルとして1950年に発表され、そのレーシングモデルの250SSはミラノタ―ラントやGPレースなどに出場、1960年代台前半までサーキットで活躍しました。長くに渡りいくつかのモデルが作られた250ですがこちらはその後期に造られた250Sportです。

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エンジンはボア・ストローク 52X58の2ストロークツイン、キャブレターはデロルトUB22をツインで使用、初期のモデルではシリンダーからナローなラインで立ち上がるヘッドですが、こちらはコルサにも使用された大型のヘッドが付いています。
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車体周りも初期のリアショックがダウンチューブ内にスプリングを組み込んだタイプから一般的なスイングアームになり、ダウンチューブも2本のパイプの間に補強が入った後期のものです。

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シリンダーは最初のころからアルミシリンダーを使っており、繊細なフィンの造りからも高級感があります。

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フロントフォークはこのモデルの専用品。レーサーにも同じ物が使われています。アルミ製のステアリングダンパーノブもCMのエンブレムが付いています。

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ライトステーも中空で凝った作りのCM独特の形状になっています。

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えらの張ったタンクデザインは50年代イタリアンならではのデザイン。
窪んでいるタンクキャップがレーシングバイクと同じデザインでこちらも雰囲気を盛り上げています。
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ブレーキもCM内製のコニカルハブで刻印入り。

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レーサーを除いて市販された2ストローク250ccパラツインの50年代イタリアンというとこのCM以外はまず無く、当時はかなりの高級車であったであろうこのバイク、イタリアでもかなり希少な存在で店主もほとんど見たことがありません。各部の造りもかなり凝っていて美しい造形のバイクです。クラッシックイタリアンの逸品と言っていいこの車両、滅多に見ることないと思いますので是非一度ご覧ください。



by batmci | 2019-06-01 12:30 | バイク | Comments(0)


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