とても綺麗にレストアされ長年大切に乗られていたモンディアルの2ストモデル160スポルト・ルッソが入荷。


1952年から60年頃まで作られていたこの160シリーズ、ツーリスモ、ツーリスモ・ルッソ、スポルト・ルッソ、スポルトなど沢山のモデルが作られましたが、こちらはその中でもスポルト・ルッソと思われる車両です。



エンジンは2ストローク57X62mmでボローニャにあったFBM(Minarelli)のOEM
160や2ストロークエンジンは125クラスのエンジンと違いクランクマスもあり下から力のあるトルクフルなフィーリングが特徴です。

キャブレターは一般的なUBでなくRB20が使われています。


ハンドルはスポルトならではのクリップオンタイプ。モンディアル製のフォークなので専用品です。
ステアリングダンパーノブもモンディアルオリジナルデザイン。

タンクはプレスラインのあるツーリスモ・ルッソにも使われた物。タンクキャップはMV Agustaにも使われたタイプの物を装着しています。


スポルトなのでロングシートを装着。フレームもシングルシート用ブラケットのないスポルトタイプのフレームです。


前後のホイルはアルミのH型リムでフロントフォークやブレーキも175や200と同じモンディアル製のコニカルハブブレーキが付いています。

2ストならではの軽快にはじけるエンジンに175クラスの足回りでかなり良く走るバイクです。
フラマグ点火でメンテナンスも容易でいつでもすぐに乗り出せる気軽さも持っています。
程度も抜群でお勧めの車両、是非一度ご覧ください。