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2018年 12月 01日
Lambretta Model d 入荷
大変いい状態のオリジナルコンディションを保ったLambretta Model d が入荷しました。
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1951年から55年まで作られたモデルDですが、こちらは1953年に製造された2型になります。
状態はほぼすべてオリジナルのまま残っていると思われる個体です。当店で以前に販売した車両になります。前オーナー時にシートカバーとタイヤを新品に交換するなど大事にされていた車両で現在も実動状態を保っております。先日もイベントにて走行するために点検整備済みで店主も試乗いたしましたが、大変調子良く良く走る車両です。
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モデルCのナックル状のスイングアームから今のスクーターの多くに使われるユニットスイングになったエンジン。ベベルシャフト駆動というのが特徴的ですが、ト―ションバースプリングを使ったサスペンションもこのスクーターの見逃せないポイントです。
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単なるショックアブソーバーと違いリンクを介した複雑な構造やパイプフレームを使った車体構成はベスパとはまた違った個性があるものです
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キャブレターはイタリア車で一般的なデロルトでなくゼニスの物が付いています。
フロート前にフィルターが付くなどなかなかに凝った造りです。

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ハンドルはアルミ製で鉄の芯に樹脂を被せたレバーやスイッチも当時のままです。

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シートはリプロダクトの新品と交換。オリジナルが残っていましたがゴムが硬化していて乗り心地が悪い為こちらは交換しました。

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ガソリンタンクやツールボックスも奇麗な状態です。

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筒状のツールボックスもしっかり残っています。

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フロアボードも曲がりや腐食なくいい状態を保っています。

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エンブレムや細かいネジまでそのままの状態です。

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同じ時期のベスパと乗り比べると違いがよくわかりますが、柔のベスパに対して剛のランブレッタと言いますかより機械を感じる乗り味がこのランブレッタの特徴だと思います。しっかりしたフレームによく出来たサスペンションと4.00-8というタイヤサイズもあって乗り心地も良く、現代の交通事情でも充分使える動力性能もあり、実用にも使えるクラッシックとしてお勧めな一台です。
2018/12/5ご成約ありがとうございました



by batmci | 2018-12-01 18:43 | バイク | Comments(0)
2018年 11月 29日
プチ新入荷情報
先日多分今年最後の入荷になろうと思われるコンテナが到着。
これでほぼ一カ月の間にコンテナ3本分のバイクが入庫したことになり現在店内はほぼ満車状態です。
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今回のコンテナでイタリア車の入荷はまだ下ろした状態のままで店頭に出せる状態ではありませんがとりあえずのご紹介。
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手前は戦前のMotobecane 100 2stツインエキゾーストモデル。奥はご存じグッチ-ノ65 ともにオリジナルコンディション。
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こちらは店主も初めて見た多分最初期と思われるカプリオーロ75 最初期型の特徴はクラッチレリーズの機構が違うところですが、こちらはさらにイグニッションコイルがタンクの中に埋め込まれるようになっています。他にも細かいディテールが後のモデルと違うところがあります。そして珍しいレッグシールドや凝った作りのパッセンジャーシート、そして社外品のオイルダンパーが付いていたりとても興味深い個体です。
結構やれてはいますがオリジナル状態を保っていて欠品もなく、このまま仕上げていこうと思う車両です。
奥にはUS物のV750も入荷、こちらも当時のまま残っている感じの車両です。
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手前は1920年代のMonet Goyonの125 2stの2速、クラッチも付いているので道で乗れそうです。奥はMotobi 250SS
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そして今回、結構大量にFフレームモールトンが入荷しました。オリジナルコンディションのいい物も何台かありますし、色々なモデルがあるのでまたまとめてご紹介したいと思います。
と、こんな感じで簡単にご紹介しましたが、バイクはいつでもご覧いただけますのでご興味の物がありましたらお気軽にご来店くださいませ。





by batmci | 2018-11-29 18:39 | バイク | Comments(0)
2018年 11月 22日
ISO Scooter 125
2ストロークツインピストン125ccというエンジンを積んだ個性派スクーターISO Scooter 125が入荷。
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ISOと言えば車ではISOグリフォなどのスポーツカーやバブルカ―の中で有名なBMW Isettaのオリジナルモデル
ISO Isettaを作ったメーカーとして有名ですが、バイクでも2ストロークスプリットシングルという
特異なエンジンを搭載した色々なモデルを作っていました。
その中でもオートバイ製作初期1950年頃に作られたのがこのISO Scooter 125です。
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このISO Scooterの特徴は何と言ってもこのエンジン。ただの強制空冷2ストロークエンジンでなく
燃焼室が繋がったツインシリンダーをY字型のコンロッドで2つのピストンが上下するという特殊な物です。
このカバーからにゅっと付き出た物がエンジン強制空冷ファンの吸入口、結構しっかりしたアルミの鋳物製です。
普通のネジ留めでなくクイックファスナーを使ったパネルを外したところがこちら。
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パネルを外すとツインポートエキゾーストになっている左右に振り分けられたエキパイがのぞきます。
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画像ではよく見えませんが、強制空冷ファンのセンターには空気を整流する為に三角錐状のアルミ部品がセンターに入っているなど凝った形状のクーリングシステムになっています。
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左側にはキャブレターともう一本のエキパイ、下の方に見えるスプリングはカンチレバー方式のリアショックスプリングです。
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極薄鉄板をプレスで抜いた一体構造のボディカウル上部にはプラグ点検用のリッドがあります。
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前の鞍型シートは固定ですが、リアシートは荷台の上に必要に応じて取り付けるタイプです。
このシートがなかなか凝った作りになっていて
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このように横に開いてガソリンタンクキャップにアクセスするような構造になっています。二台の後ろには小物入れが付いています。
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ボディと同じ薄い鉄板で作られたレッグシールドは他の同時代のスクーターに比べると幅広な作りです。

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ハンドル幅は当時のスクーターで多かった幅広タイプ。
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ヘッドライトは小ぶりな105mmの物が付いています。これも当時のスクーターの標準サイズ。
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レバーやスイッチ、グリップなど当時のまま残っています。
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メーターはちょっと高級なイエーガ―製の物が付いています。トップブリッジに付いた七宝焼きのエンブレムも綺麗に残っています。
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こんなステップの小物までISOの名前入り、
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当時としてはスクーターとしては大きな12インチタイヤを採用していたり、
幅広なボディで低いシート高などこのISOは当時のスクーターとしては個性的な作りです。
流れるようなボディラインは1940年代後半から50年ごろのイタリアの雰囲気があるとても美しくイタリアらしいデザインです。
以前に当店にて販売した際エンジンは分解整備等行っているのですぐにお乗りいただける状態です。
個性的なスクーターをお探しの方、是非一度ご覧くださいませ。




by batmci | 2018-11-22 11:51 | バイク | Comments(0)
2018年 11月 21日
Moto Guzzi Airone Sport 入荷。
過去にレストアされ、現在も実働稼働中の調子のよいモトグッチアイローネスポルトのご紹介。
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1939年から57年まで長年にわたり作られたグッチシングルの代表的な車両の一台Airone、
こちらはスタンダードのTurismoから色々な部分をリファイインして性能を上げたモデルSport、
こちらはその中でも中期に当たる時期の52年前後に作られたスポルトになります。
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ツーリスモとスポルトの違いはまずはエンジン、ボア・ストロークは88X82mmと共通ですが、圧縮比がツーリスモの6:1から7:1に上げられ、バルブ径やスプリング、キャブレターをSSI 25mmになど仕様変更し、9.5HPから13.5HPに馬力アップされ、ギア比も変更して最高速はツーリスモの95Kmから120Kmにアップとなっています。
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エンジンの外観上の違いはこのSSI 25mmのキャブレター。アイローネの専用品ともいえるフランジタイプが装着されています。
左上に見えるオイルタンクは中期型までの特徴で丸くぽっこり膨らんでいます。それと、キャブレター右側のマグネ―トがワイヤーでコントロールする手動進角になっているのも後期型との違いです。
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ハンドルもスポーティなスワローハンドルがスポルトの特徴です。左右のレバーにはチョークと進角のノブが付いています。
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ヘッドライトは七宝焼きのエンブレムが付いたSIEM製の物。

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タンクは52年から容量アップしたこの形の物に変更されました。その後オイルタンクもシンプルなデザインの物に代わって行きましたので
こちらはその過渡期の車両かもしれません。
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エンジン以外のスポルトの特徴で一番の違いはこのステップ位置。ツーリスモより後退したステップやチェンジペダルになっています。
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そしてこちらもツーリスモとの大きな違い、ツーリスモはブレーキペダルが踵踏みというモトグッチ独特の方式ですが、スポルトでは通常のペダルタイプになっています。
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フロント周りはツーリスモ、スポルトともに同じです。
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シートは幅広なタイプが付いています。
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以前に当店で販売してメンテナンスも行ってきた車両なのでいままで実用に使っていただいて車両なのですぐに乗り出し可能な状態です。
もちろん納車前には試乗を含め点検サービス後のお渡しですのでご安心してお乗りいただけると思います。
これも当たり前ですが、今後のメンテナンスや修理、部品の調達も含め末長く安心してお乗りいただけるよう
しっかり対応させていただきます。車検も無く、クラッシックな外観に似合わないぐらいしっかり走って耐久性もかなりあり、
初めてのクラッシックバイクとしてもお勧めなこのアイローネ、是非お乗りいただきたい一台です。



by batmci | 2018-11-21 14:02 | バイク | Comments(0)
2018年 11月 10日
Gilera 175 rossa Extra
先日のイタリアからのコンテナで入荷しました60年代ジレラ 175 rossa Extra のご紹介。
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1960年代初期のモデルになる175 rossa Extra 当時のままに残っていた車両というだけでも希少ですが、
こちらは更に当時施されたであろうドレスアップされた車両で、
パーツやデカールがこれほど綺麗に残っている車両はかなり珍しいと思います。
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エンジンは全くオリジナル。入荷後始動点検行いますとあっさり掛りノイズも無く充電もしっかりしています。
機能とは関係ないですが、フレームのエンジンハンガーあたりに当時の交通安全のお守りが巻き付けてあります。
この辺りのアクセサリーはたまにバイクに付いているのは見かけるのですが、単品ではなかなか無く、
現在では見掛けることがない物なのでちょこっと希少かもしれません。何といっても雰囲気がよいです。

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ハンドルはオリジナルのセパレートハンドル。レバーもオリジナルですがビニール製のカバーが付いています。
それに合わせた色の樽型グリップも当時の物です。ヘッドライトのバイザーも当時のアクセサリーパーツです。
タンクのドクロマークのデカールも当時の物。
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トップブリッジ上にもフレームと同じようなお守りがこちらは貼りつけてあります。
赤/黒のチェッカー模様のデカールはトップブリッジをぐるりと一周貼られています。
タンクキャップはやはり社外品のPratic製ワンタッチタイプに交換。
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チェッカー模様はフォークのカバーにも。ジレラのロゴステッカーも後で貼られたものです。
オリジナルのTELE-IDRAULICAデカールも綺麗に残っています。
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フロントフェンダー先端にもドレスアップトリムが付いています。
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タンクマークはオリジナルから分厚いビニール製のステッカーに交換されてオリジナルより少し高級感をあげています。
タンク横のデカールは薄れてしまっていますがモービルのペガサスマークだと思います。
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シートももちろん手が入っていて、タンクパッドにシート表皮もオリジナルとは違うパターンになっています。
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シート表皮はDOLOMITI製でノーマルの形状に比べてスポーティな感じです。テールライトの上に付いているランプは車やスクーターなどに使われた汎用品です。実際にストップランプとして機能していて、ブレーキを踏むと下のテールのランプと同時に点灯して視認性アップしています。
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ホーンにはジレラのマークが入っていますがこのホーンのグリルのデザインも一般的に使われているCEVやMarelliとはちょっと違った
デザインです。チェッカー模様はリアショックにも施されています。マフラーはジレラの刻印入りのサイレンチュームです。
サイドカーバーの蓋は本来ネジで固定されていますが、こちらもカギ式に改め高級感が出ています。もちろんカギもスペア含めて付属しています。
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こちらの個体、これだけ時代が合っていて、手を入れられたところが何一つ掛けることなく残っているというのが見ていただけたと思います。
オリジナルのまま残っているというのも大変珍しいのですが、これだけ当時にカスタムやドレスアップされ、それがここまで大事にされてきて残ったであろうという車両は本当に珍しいと思います。当時の雰囲気を味わえるこちらの車両、是非一度実物をご覧頂けたらと思います。
2018/11/18ご成約ありがとうございました。



by batmci | 2018-11-10 13:00 | バイク | Comments(0)
2018年 09月 21日
Moto Guzzi Airone Turismo 入荷。
クラッシックな外観とその走りの良さで当店でも人気のある車両の一台、モトグッチ アイローネが入庫しました。
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伝統のモトグッチシングルの系統を引き継いだデザインで250ccということで日本においては車検も要らず乗れるこのアイローネ、
日本の現在の道路事情でも充分に通用する走りでとても人気のあるバイクです。クラッシックな外観からは想像できない走りと、
きっちり整備された車両は滅多に壊れることも無く耐久性も抜群で、気になる部品の供給も
エンジン関係やほぼすべての部品が出るので安心してお乗りいただけるバイクです。
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エンジンはモトグッチ伝統のOHV水平シリンダーでボア・ストローク70X64の246cc、点火はマグネ―トで発電はダイナモと古典的な電気系ですが信頼性が高く今まで当店で販売した車両ではほぼトラブルフリーです。
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こちらは通称ベーコンスライサーと呼ばれるアウターフライホイールが目立つエンジン左側。
エンジンの回転に合わせて回る様はクラッシックな気分を高めます。
それとこちらもアイローネツーリスモならではの踵踏みブレーキペダル。これが意外と使いやすく、
フライホイールのガードにもなっている合理的な作りです。
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キャブレターはツーリスモですのでデロルトのSBFを搭載。マグネ―トが自動進角タイプなので1954年以降のモデルと思われます。
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ハンドルはごく一時期に採用された標準より太い1インチバーが付いています。レバーやスロットルはもちろんオリジナル。
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ヘッドライトもオリジナルのSiem製、CEVより少しスッキリしたデザインです。
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細かいところの仕様もオリジナルとほぼ同じで違和感のあるところはありません。
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しいてオリジナルと違うところはテールランプはブレーキランプ球内蔵するため60年代の物に変えられているぐらいでしょうか、
これも部品は出るのでいつでもオリジナル仕様に出来ます。
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こちらの車両はイタリアでかなり以前にレストアされて長い間走行した後当店で輸入販売した車両です。
外観は過剰にピカピカではないですが、時代を感じる少しやれたところがありながらスッキリしていてとても雰囲気の良い状態の個体です。
エンジンその他は当店でメンテナンスしておりましたので全く問題なく、すぐにツーリングにも使っていただけるような状態です。
オーナー様がこのアイローネでグッチシングルを気にいって更にクラッシックなシングルに乗り替えられた為販売となったこの車両、
アイローネをお探しだった方にはお勧めの車両です。現在当店にて展示しておりますのでお気になった方は是非ご覧ください。
2018.9.24ご成約ありがとうございました。




by batmci | 2018-09-21 13:20 | バイク | Comments(0)
2018年 08月 29日
Ducati Cucciolo
以前に当店で輸入販売したDucati cucciolo、オーナー様ガレージのレイアウト変更で販売となり店頭にて展示中です。
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言うまでも無く有名な話ですが、ドカティがオートバイ事業に進出し最初に作ったのがこのクッチョロです、元はSiataが作ったエンジンですがそれをライセンス生産して自転車に搭載するキットとしてやカプロニ製のフレームなどに組み合わせて販売されました。
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エンジンはちょっと特殊な4ストロークプルロッドOHVの48cc、ミッションはペダルを回してクラッチと2速のギアチェンジを行うこれまた特殊な構造です。
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とっても可愛らしいキャブレターはcuccioloの鋳出しがあるWeber製。
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初期のクッチョロはこちらにSIATAのロゴがありますがこちらはドカティ製の物です。
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特徴的なペダルにもドカティのロゴが。
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この固体の一番の特徴、ペダルを前後に回してクラッチ操作とギアチェンジを行うのがクッチョロ独特の機構ですが、こちらの車体は一般的な左手クラッチとハンドチェンジで変速を行う様になっています。
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その操作は左側ハンドルグリップがツイストして捩じってこちらがエンジンの圧縮を抜くデコンプ、レバーがクラッチ、右側のハンドルグリップは同じくツイストしてスロットル、レバーは前後ブレーキを同時に掛けるインテグラルブレーキになっています。
タンクの右前に見えるのが上が2速、下が1速でその真ん中がニュートラルというハンドチェンジレバーです。
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一本のレバーに前後ブレーキケーブルが付いているインテグラルブレーキがよくわかるアングルです。
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フロントフォークは本格的なプレスガーターフォークが使われています。ブレーキもアルミ製のドラムブレーキでこの手の車両としては高級な作りです。
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リアショックはもっと凝っていてカンチレバー方式のスイングアームになっています。調整付きフリクションダンパーも付いています。
このデザインは当時のジレラやグッチなどに使われていた手法でフレームのデザイン含め部品点数もかさむかなり凝った物です。
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ガソリンタンクはこの手のモペッドにしては大きめの物でメッキが掛った高級仕様。タンクキャップの造りも繊細でとても良い作りです。
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シートは新品に張り替え済みです。キャリアの造りが凝っています。リアフェンダーも深くなっていていい作りです。
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テールランプは当時の汎用品です。リアショックのアルミ製エンドパーツの造りがこれまた綺麗です。

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クッチョロは元々エンジンキットとして販売された為、色々なフレームが作られて組み上げられていました。
大体は自転車に毛が生えた程度で作りも簡素で、心が惹かれるような作りの物は滅多に見ることがありません。
店主も長い間良いクッチョロが無いかと色々と見てきましたが、いままでぐっときたのは以前販売した物と今回ご紹介しているこの車両ぐらいで本当にいい車両は滅多にありません。この車両の細部をじっくりがご覧になって他の車両など画像検索などしてご覧ください、
きっと違いが分かると思います。
2018/8/31商談中です


by batmci | 2018-08-29 18:15 | バイク | Comments(0)
2018年 08月 19日
YAMAHA YDS-3 入荷。
当店では珍しい国産旧車のヤマハYDS-3が入荷。
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アメリカから里帰り車両のこのYDS-3タンクとサイドカバーはノンオリジナルペイントですが
それ以外はとても良いオリジナルに近い状態です。
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エンジンはautolubeの分離給油方式、エンジン回りはラバーパーツ含めとても良い状態です。
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ハンドルは国内仕様の一文字から少しアップなコンチネンタルハンドルに交換されています。
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メーター周りもやけは少なくインジケーターランプ類欠損なく良い状態です。
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残念ながらライトリムは傷ありですがメッキはしっかりしています。ライトケースの状態良し、キーも綺麗で機能も問題なし。
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フロントフェンダーに若干へこみと磨き傷あり、曲がりや大きなゆがみはありません。

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タンクはオリジナルペイントではありませんがそこそこ綺麗に塗られています。タンクキャップ類の状態もいいです。
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シートは内部のウレタンも含めきっちりレストアしてあります。張りも含めてとても綺麗に仕上がっています。
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もちろんYAMAHAのロゴもしっかり入っています。テールランプの状態も良いです。
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当店のお客様が一度乗ってみたいと購入されたこの車両、購入後当店にて前後タイヤ交換含め全体的に整備点検してしっかり日常の使用に使える状態になっています。オーナーはこのバイクを充分堪能したので別のバイクに乗り換えで今回当店より販売することになりました。
安心して乗れる車両お探しの方是非一度ご覧ください。なお、こちらは近々ヤフオク!にも出品予定ですので
気になる方はお早目のお問い合わせくださいませ。
2018/8/29ご成約ありがとうございました



by batmci | 2018-08-19 11:51 | バイク | Comments(0)
2018年 08月 04日
Moto Atala Motori CR
大変珍しいイタリア製FFモペッド Moto Atala Motori CRのご紹介。
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このMoto Atali 前回の出張でたまたま見かけあまりのカッコよさに衝動買いした車両です。
FFのモペッドというと何と言ってもフランスのソレックスが有名ですが、こちらはそれに輪を掛けて個性的なモペッドです。
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まずは何と言ってもこのエンジンレイアウト、水平シリンダーが先頭でその上にヘッドライトと一体になったシェラウドが付くという個性的なデザイン。エンジン後ろ側に少し見える筒状の物はエアクリーナーボックス、これもデザインの一部として収まっています。
一次減速されて遠心クラッチを通したローラーがタイヤを駆動するのはソレックスと同じですが、こちらはタンクがフレームに付く為スリムでスッキリしたデザインです。
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ローラー駆動の切り替えはレバーで行うのもソレックスと一緒。ただ、マフラーが固定されているのでエキパイとマフラーの間にジョイントがあるのが特徴です。そしてなんといってもこのバイク一番のポイントはこちら。
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タンクの位置は普通のモペッドとしては当たり前のところに付いています。そしてキャブレターはシリンダーの上、エンジンの一番上の部分にあります。そう、これではガソリンが流れないのです。それよりタンクにコックが付いていません。
これをどうやって解決しているかというと・・・・・・
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なんとエンジンにフュ―エルポンプが付いています。それもエンジンが回るとクランクケースの内圧差で動く方法です。
ガソリンタンクからポンプに送られたガソリンはキャブレターまで送られ、余分なガソリンはまたタンクに戻って行くよう工夫されています。
店主もこれを見た時はびっくり、イタリア人の執念を感じました(笑)
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デザイン第一との為にメカニカルな工夫をしてモペッドと言えど妥協しないさすがイタリア製です。
ですがこんな凝った機構が災いしてか、今ではなかなか見ることが無いこのモペッド、日本に持ち帰れて良かったと思います。
試乗してみるとさすがにFF頭が重くアンダーステアです。でも慣れてくるとリズムよく走れて以外に走ります。
こういう車両を一台こっきり輸入するのは結構な縁が無いと入ってきませんので今回は縁があったということで次に入るかは全く不明です。
でも、こんな風にあまり知られていない車両を輸入してくるのもこの仕事の醍醐味と楽しんでやっております。
また皆様の知らない車両、面白い車両をこれからもぼちぼちと探してまいりますので暖かく見守って下さいませ。



by batmci | 2018-08-04 16:06 | バイク | Comments(0)
2018年 08月 02日
Moto Devil 160
1950年代イタリアはベルガモにあったメーカーMoto Devil その中核モデル160Sportのご紹介。
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ミラノから東に50Kmほどの城塞都市ベルガモといえばMoto RUMIが有名ですが、そのRUMIと同じベルガモにあったメーカー
O.C.M.A.-Devil S.p.Aで作られたのがこのDevil 160 Sportです。 O.C.M.A.-Devil S.p.Aは1953年から57年という僅かな間しか存在しなかったため、あまり多くの車両が残っていません。

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2st160ccのエンジンはこの時代のイタリアン2ストロークに多く有った作りで砂型鋳造のケースや鉄シリンダーがしっかりした作りで、4速のギアボックスはストロークが長いながらもカチッとしたギアの入りで独特の感触です。エンジンのフィーリングはクランクマスのあるトルクフルで一発一発がはっきりした感じの回り方のエンジンです。

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キャブレターは定番のUB、口径は24mmと160ccとしては比較的大径の物が使われています。
エアフィルターはオイル飛散防止に2ストロークには多くつかわれています。

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イタリア車らしいマフラーカッタ―からは歯切れのよいエキゾーストを奏でます。

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トップブリッジ後端に付いたハンドルのレイアウトはこの当時のイタリア車で良く用いられたレイアウトです。

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Moto devilの鋳出しがあるチョークレバー。ステアリングダンパーノブのデザインもオリジナルです。

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ドーム型レンズのスピードメーターはイタリア車ではなかなか見ることが無いデザインです。

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タンクのデザインは比較的あっさりしたデザインですがそこはやはりイタリアン、絶妙なカーブで可愛らしい造形です。

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シートもイタリアンらしく赤/黒のツートンです。

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テールランプはドカティなどと同じかまぼこ型のCEVを使っています。ただ、ステーのデザインは独特でそれがDevilらしさになっています。

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一見それほど特徴のないバイクにも見えますが、細かいディテールは凝っていて、エンジン以外のホイルや細かい部品まで自社製にこだわった造りはなかなか個性的です。この時代のイタリアンらしい乗り味を是非味わってみて欲しい一台です。



by batmci | 2018-08-02 12:08 | バイク | Comments(0)