2021年 01月 30日
Motobi Spring Lasting 200
今回のイタリアからのコンテナでMotobi Spring Lasting 200 が入荷しました。
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1949年に最初のB98を発表してスタートしたMotobi 創業時は2ストロークエンジンのみのメーカーでした。
その創業初期の1953年にフラッグシップモデルとして造られたのがこのSpring Lasting 200 です。
このSpring Lasting 200 をベースにしたレーシングモデル250 GSSは1955年のミラノ-タ―ラント250ccクラスで8台出走中
7台が完走し1位から5位まで独占と活躍したのは有名です。
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エンジンは2ストローク200ccのボアストローク48X54mmツイン、6000rpmで11CV。
125ccシングルモデルと同じデザインのエンジンを2つ繋げたようなファットな造形が迫力あるエンジンです。
こちらはキャブレターをMB22Aに拡大して出力アップした中期型になります。
他に特徴としてはエンジンがラバーマウントされていて、2ストツインならではの振動の少ないエンジンが
更にアイソレートされて、とてもスムーズでジェントルなエンジンフィールが素晴らしいです。
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モノコックのメインフレームが強化されたのも中期型の特徴です。
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キャブレターは扱いやすいシングルキャブでDellorttoのMB22A 

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幅広のハンドルはスプリングラスティング専用の物。あまりドロップしていないデザインはグランツーリスモとして造られたことが分かります。

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前後のドラムブレーキはアマドーリ製。前後共大径の物が採用されていて特にリアはスプリングラスティング専用の超幅広で迫力ものです。
プレスモナカ構造のスイングアームはとてもしっかりした作り、リアショック も一部アルミ製の高級品が使われています。

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タンクは大型ながらエラの張っていないスッキリしたデザインです。

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AQUILA製のシートは張替え済みでしっかりしています。
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当時としては高級車に属する200ccツインをラバーマウントした車体はこれが60年以上前に作られたとは信じられないほどしっとりスムーズに走ります。
アーモンドグリーンというのも赤と違って落ち着いていてシック、全体に50年代イタリアンの作りの良さを感じて乗れるとても素晴らしいオートバイです。
当店ではこの車両を含めて4台、他に知っているので一台と本当に少しか日本に入っていない貴重なバイクです。
ご興味の方是非一度ご覧くださいませ。


# by batmci | 2021-01-30 13:04 | バイク | Comments(0)
2021年 01月 29日
Moto Guzzi Galletto 160 入荷
以前に当店で販売したモトグッチガレット160が新たなオーナーを探して販売中。
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当店で大変人気の高いモトグッチ・ガレット、こちらはその中でも希少な初期型の160です。
一見、初期型後期型とも同じスタイルに見えるガレットですが、初期型と後期型には結構な違いがあり開発当初のコンセプト
そのままに造られた160はとても興味深いところがいっぱいです。
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エンジンは水平シリンダーの4ストロークOHV 160cc 基本デザインは後期型も同じですが、まず大きな違いはギアボックスが3速ということ、
そして電気系が特別製の真鍮のフライホイールマグネットを使ったフラマグ点火方式。
後期型はベルト駆動のダイナモ発電でバッテリー点火ですのでこれは大きな違いです。
この違いはボディデザインにも表れていて、ステップボード部エンジンカバーがよりすっきりしたデザインになっています。
そしてこちらも初期型の特徴、円盤状のシフトインジケーターを装備。チェンジペダルのデザインも凝っていてこちらもポイントです。
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200などの後期型に比べるとスッキリしたデザインでステップボードも若干ナローな作りです。
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そしてメーター周りも200のパネル状の作りからするとシンプルですが凝った造りとなっています。
その1番の違いはガソリンコック、後期型は一般的なタンク下側にコックがある作りですが、初期型はこのコック操作部がなんとメーターパネルに付いています。
説明すると長くなるので割愛しますが、コックをここに持っていくためだけにこんなに凝ってと感心する造りとなっています。
メーターも専用のものをわざわざ作ってこのモデルに賭けた意気込みを感じます。
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ヘッドライトも少し小ぶりでスッキリ、ハンドルは初期から後期まで同じデザインです。グッチが好んで使った巻き上げ式のスロットルもオリジナル
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ハンドル左側のレバーはチョーク、右側は点火時期で手動進角になっています。
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シート表皮もオリジナルのまま残っています。リアのパッセンジャーシートも当時の物。
簡単に外せるようになっていますので古いボックスなどを載せてもおしゃれかと思います。
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スペアタイヤを横に積むというこのバイク独特のデザイン。ホイールの奥にエンジンが見えます。
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このガレット、オートバイというよりスクーターに近いかと思われるかもしれませんが、実際乗ってみるとそのどちらとも違う独特の乗り味で
2ストロークでなく、4ストロークならでは、グッチのアイデンティティーである大型フライホイールの鼓動感のあるエンジンフィーリングとストロークが長くふわふわと柔らかい足回りが乗っていてとても楽しく、店主思うにオートバイ版シトロエン2CVといった趣のバイクです。
特に3速の此方はその非力さとロングになってるギアがとても牧歌的で良いです。
このようにオリジナルのまま残っている車両は貴重ですのでご興味の方ぜひご検討くださいませ。




# by batmci | 2021-01-29 15:28 | バイク | Comments(0)
2021年 01月 27日
GQ Japan G.モルビデリの人生──珠玉の1950年代イタリアンモーターサイクル

大人のライフスタイル誌 GQ Japan WEB版のTopic
少年時代の夢を実現した、G.モルビデリの人生──珠玉の1950年代イタリアンモーターサイクル Vol.1
の記事に写真やオートバイなど協力させて頂きました。



これから隔週で数回にわたり収蔵品であった貴重なオートバイのご紹介記事が掲載予定ですのでお楽しみに。


# by batmci | 2021-01-27 12:04 | 雑誌掲載 | Comments(0)
2021年 01月 17日
Mondial 125 Turismo
モンディアル最初期の市販車Mondial 125 Turismo forcella stampata が入荷。
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こちらのMondial 125 Turismo forcella stampata モンディアル最初期の生産車として1949年に発表され1950年から53年の間に
総生産台数2000台以下のとても希少なオートバイです。

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エンジンは4ストロークOHVボア・ストロークは54x54mmのスクエア、クランクケースやミッションのデザインなどは先に作られていた
GPレーサーと同じデザインで当時としては贅沢なオールアルミエンジンは正にレーサー直系と呼べる造りです。

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マフラーエンドに当時のアフターマーケットパーツマフラーシャッターが付いています。
市街地ではシャッターを閉め、オープンロードで全開にして音を楽しめる仕様です。
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ツーリスモといえスポーティなスワローハンドルが使われています。左右のレバーの上についたノブは左が手動進角、右がチョークノブとなっています。

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サドルシートに薄手のピリオンシートの組み合わせは当時のレーサーのスタイル。

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滅多にできることでではないのですが、Monoarbelo Corsa を現在メンテナンスでお預かりしているでツーリスモと並べさせていただきました。
こうやって同じ時期のレーシングと並べてみると、フレームやフォーク含め同じ造りであることがよく判ります。
フレーム構成やフォークなどはレーシングバイクと同じ部品が使われ、エンジンの一つ一つの部品の造りも素晴らしく凝った造りでとても高級感があります。
125ccの小さなバイクにここまで凝った造りのバイクは正に小さな宝石、イタリアンクラッシックバイクの中でも至極の一台です。
是非一度ご覧ください。
2021/1/20ご成約ありがとうございました





# by batmci | 2021-01-17 18:48 | バイク | Comments(0)
2021年 01月 07日
あけましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
また、旧年中は沢山のお客様にご愛顧頂きありがとうございます。
新年は6日より営業しております。
新年早々に輸入コンテナの入荷もございますので到着次第またご紹介させて頂きます。
それでは本年も宜しくお願い申し上げます。
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# by batmci | 2021-01-07 11:18 | 仕事 | Comments(1)