2020年 11月 16日
今日の作業台
10月はモト・イタリアーノツーリングのイベントがあったりしていてここしばらくブログの更新を怠っておりました。
コロナ禍も続いておりますが相変わらず色々と作業などさせていただいています。
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2台の戦前のBenelli 250 ツーリスモとスポルト。スポルトは公道走行可能に仕上がり、ツーリスモのほうはこれから手を入れるべく作業開始。

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今月末に袖ヶ浦で行われるSideway Trophy 用に店主のMotobiとM様のSuzuki T90 を点検。
既に仕上がっているバイクなので点検と試運転でチェック終了。29日が楽しみです。
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こちらも袖ヶ浦で走るMotobi 250SS 今回はオイルキャッチタンクの製作。
店主のMotobi用に作ったキャッチタンクのデザインをノーマルフレーム用にデザインし直し製作中。
あと、ゼッケンNOを1970年代頃のNOSのゼッケンデカールを使って貼り直し。いい感じになったと思います。
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こちらも先日から作業に入ったRUMI Gobetto Special 主に外装のカスタムの為タンクなど取り外し鋭意作業中です。
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こちらは今週末にエンジンの腰上OHでお預かりしたDUCATI 160 Monza
ささっと分解只今必要な部品の洗い出しも終わって部品注文中。部品が揃い次第内燃機加工に移ります。

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その他作業中のParilla、Moto Guzzi GTS なども作業進行中。ジレラ175は作業終了。

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滅多に見れない光景であろう本物のMSDSレーサーの2台並びの風景。以前にも紹介したBianchi MSDS と10年ぶりぐらいにメンテナンスを行ったMondial Monoarbelo

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久しぶりに見て分解整備などさせて貰ったMondial やはりカッコイイです。試乗もさせていただきましたが、
流石にレーシングバイクでカッチリキッチリトルクもあり素晴らしい走りです。

と、色々とご覧いただきましたがこの他にも進行中の作業や月末には輸入コンテナの入荷もあり、また年末に向けて忙しくなりそうです。



# by batmci | 2020-11-16 11:49 | 仕事 | Comments(0)
2020年 10月 16日
イタリアンナンバー放出
先日作業台や部品置き場を整理していたところ何枚かイタリアンナンバーが出てきました。
古いイタリアンナンバーは当店のコレクションとして通常販売はしないのですが、同一地域のものが被ってあったので今回特別に2枚だけ放出します。
ご希望の方、価格等含めて直接お問い合わせくださいませ。
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いつもブログをご覧いただいている方へちょっとしたサプライズということで早い者勝ちでお願いいたします。
2020/10/17 ご成約ありがとうございました。




# by batmci | 2020-10-16 16:39 | パーツ | Comments(0)
2020年 10月 11日
Capriolo 100
夏前にイタリアから届いていたカプリオーロの最終期のモデルCapriolo 100
入荷時の点検時にキックアームに不具合があって、そのままストックになっていたのを気に入った
お客様が問題のキックアームは簡易的な修理でも良いとのことで補修して、本日お客様の元へ。
ブログやWEBサイトには載らなかったので納車前にササっと写真撮らせてもらいました。
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前のモデルから比べると普通のバイクの様にも見えますが、実はしっかりカプリオーロしています。



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普通の4ストロークシングルらしいデザインしていますが中身はカプリオーロのアイデンティティーとも言えるフェイスカムがしっかり継承されています。

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フレームも普通にバックボーンと思いきやダウンチューブまで一体のプレスフレーム。こちらも初期のカプリーオーロを継承。

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スイングアームのデザインも同じ流れのデザインでしっかり継承されています。
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変わった所といえば主にフロント周りに汎用性を持たせた所とタンクの形が普通っぽくなった事でしょうか。

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生産された期間が短かったのでイタリアでもあまり見かけないバイクですがとても上品で丁寧な作りを感じるバイクです。
また見つけたら輸入したい一台です。




# by batmci | 2020-10-11 15:12 | Comments(0)
2020年 09月 19日
今日の作業台 Lambertta Model B 
先日整備でお預かりしたLambretta Model Bの構造がとても興味深く、せっかくなので備忘録として画像を残しておこうということでご紹介。
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1949年に作られたこのランブレッタ モデル B 、とりあえずは動くという状態で入手された個体で
電気系の配線修理で構造上フロント周りを分解せざるを得なく、分解を始めました。
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まずはフェンダーと一体になったモノコック構造のフロントフォークを取り外しました。
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取り外したフォークユニット。モノコックでシンプルな構造です。フロントフェンダーがそのままフォークになっていて、
そこにそのままホイールシャフトを固定するというのはシンプルながらもとても変わったデザインです。
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フロントサスペンションはいわゆるガーターフォークでガッチリした鋳鉄ブロック製。
上下にバンプラバーも付いて、フリクションダンパーも装備。ハンドルはこのブロックに差し込む構造と中々凝った造りです。

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ステアリングステムシャフトの構造はレースの組み方やベアリングの調整も普通と違う造りでこちらもかなり個性的です。

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そして問題の配線を点検するためにステアリングステムと一体になったフロントサスペンションユニットを取り外します。
そこ出ててきたのがこの構造。なんとステアリングステムシャフトはパイプでなくただのシャフトでこの細さ。

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店主の指と比較しても細さが分かると思います。本当にこれで大丈夫か?と思われる細さです。
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それと比べて本当にガッチリした造りのサスペンションユニット。こちらについている配線ターミナルを確認するためここまで分解しました。
その後配線を補修し組み立て作業は完了しましたが本当に面白い構造でした。
そしてついでにフロントブレーキも点検しておこうとフロントホイールを外してブレーキをパネルを外すとこちらも中々ない構造をしています。

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なんとブレーキライニングがドラム側に貼ってあります。そしてシュー側を見てみると

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なんとシューは鋳鉄製で普通のブレーキの構造とは真逆の構造です。これには店主びっくり。
とりあえずこちらは当たりも出ていたので問題ありませんが、もし修理するとなるとちょっと厄介な構造ですね。
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この時代ぐらいまでのオートバイはその後に淘汰されて定番化していく構造の部分に色々個性的なチャレンジのある機構があったりして
良くも悪くも個性的で、それを見ながらどう考えてコレを作ったのか思いを巡らせながら整備するのは結構楽しい仕事であります。
もちろんこちらの車両もちゃんと問題解決して現在は調子良く走っております。
まだまだ色々と仕事お待ち頂いておりますが順次着手して行きますのでお待たせのお客様にはご迷惑お掛けしますがよろしくお願いいたします。




# by batmci | 2020-09-19 11:05 | 仕事 | Comments(0)
2020年 09月 14日
Velocette GTP
以前に当店で輸入販売してメンテナンスもさせていただいていたVelocette GTP が委託販売で入荷。

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1930~46年の長期に渡って生産されたベロセットGTP、こちらはその中でも4速フートチェンジの後期型となる車両です。
こちらのベロセットGTP、もうかなり以前に当店で輸入して後数名のオーナを経たのち現在のオーナーの依頼で
日常の使用に耐えるよう当店にてトータルで整備させて頂き、一日数百キロのツーリングをこなせる程に調子良く走る車両となっています。
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エンジンはボア・ストローク63X80mmとロングストロークの2ストローク、大きなフライホイールが特徴です。


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こちらが特徴な大きなフライホイール。薄型のケースに収まるプライマリードライブやベルトで駆動させるダイナモ、
独自のクラッチ機構などまさにベロセットらしさが凝縮したこの頃すでに完成していました。

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キャブレターと連動したオートルーブとなっていますがいまいち信頼性に欠けるので現在は混合仕様にて乗られています。

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ダイナモもOHされて電気系も問題無く安心です。

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フロントのガーターフォークの動きも良く、リアリジットならではの軽快なハンドリングが乗って楽しいバイクです。

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ヘッドライトはクラッシックなレンズカットのないフラットなガラスが入っています。

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ブラックペイントのハンドルが時代を感じさせます。スロットルの巻き上げ機構も剥き出しでとても良い時代を感じさせる雰囲気です。

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ベロセットといえばミラー電装。ライトケースやリム、横にちょこんと付いたチャージランプや大型のアンメーターもとても良い味だしてます。

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分離給油の為タンクキャップは二つあり片方がガソリンで片方がオイルになっています。
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サドルの表皮も今の物でなくイギリスから来たままの良い雰囲気を残した物です。
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サイレンサーは現オーナの時にオリジナルと同じリプロ品に交換してとても綺麗です
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フロントガーターリアリジットで戦前車ならではのクラッシックな佇まい、排気量は250ccで車検も必要でないので維持費もかからず、2ストながらロングストロークでよく粘るエンジンで走りも楽しく乗っていただける本物のクラッシックです。英国戦前車に乗ってみたいという方、是非ご検討ください。
2020/10/29ご成約ありがとうございました



# by batmci | 2020-09-14 17:33 | バイク | Comments(0)