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2022年 11月 16日
Monet Goyon ZC147
フランス製1920年代後半のMonet Goyon ZC147 が 入荷。
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今までに数台のフランス製戦前車を輸入してきましたが、こちらはその中でもかなり古い部類となる個体です。
前オーナーがエンジンなど整備されたようでランニングコンディション、少々のモディファイがあるもののでペイントなど雰囲気のある車両です。

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エンジンはVilliere製と思われるエンジン。オリジナルはキャブレターが前向きについていますが、こちらは同時代と思われるNOSの部品を使って後ろ向きになっています。

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キャブレターはZENITH製が付いています。

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ギアボックスにはMonet Goyonの鋳出し文字が

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大型フライホイールでトルク感ありそうです。

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引バネ式のガーターフォークは独特なデザイン。

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スロットルはレバー式でもう一つのレバーはエンジンを止める為のデコンプレバー。

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こちらにもMonet Goyonの文字が。

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工具を使わなくてもアクスルシャフトが緩められるようにハンドルが付いています。
フェンダー後ろ側のステーはフロントホイルスタンドも兼ねた構造になっています。

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こちらはフランス車独特のリアブレーキペダル。踵踏みでなおかつステップから遠く離れていて何故に?と思うのですが
多くのフランス車は50年代までこの様になっている車両が多いです。

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こちらもフランス車らしいデザインのフィッシュテールマフラー。
オリジナルはエンジン付近に筒型のサイレンサーですが、こちらの方が雰囲気あって良いモディファイかと思います。
フレームのパイプの継ぎ手やステーの付け方がスムージングされてとても良い造りです。

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20年代のバイクならではのフラットタンク。もちろん変速はハンドチェンジ。

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木製のシフトノブが良い雰囲気です。

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キャリアと一体となったリアフレーム周り。

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全体的にとても雰囲気のある車両で、メカトラブルも少ない2ストロークエンジンは灯火類など保安部品を装着すればパタパタと公道走行も楽しめそうな感じです。
本物のフラットタンクビンテージバイクを是非ご覧ください。
2022/11/19ご成約ありがとうございます




# by batmci | 2022-11-16 18:13 | バイク | Comments(0)
2022年 11月 09日
Moto Guzzi Mille GT 入荷
80年代モトグッチの中でも通好みのモデル、Moto Guzzi Mille GTが入荷。
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1980年代後半から90年代初期にかけてのスクエアヘッドグッチの中でもツーリスモモデルとして作られたこちらのMille GT
1000ccながら小口径キャブレターなどを用いて緩やかなエンジンフィールを演出し、アップライトなポジションも相まって
ロングツーリングが得意なグッチならではの乗り味を持って何台もグッチを乗り継いだマニアの方々に支持されたモデルです


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80年代に販売されていた1000SPの後継と言えるMille GTのエンジンは同時期の1000Sより低めの最高出力で
よりVツインのゆったり感が味わえる仕様

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ゆったり感を与えてくれる一端の30mmのキャブレター

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取り外し可能なハードケース付です。

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 GIVI製のスクリーン付で快適です。

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年式なりのやれは有るもののコンディションは良いと思います。

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エアクリーナー、ケーブルなどスペアパーツ付です。

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当店の長年のお客様にて長年大切に乗られていたこちらのMille GT
次のお客様に引き継ぐためお手伝いさせて頂いています。
ご興味の方お問合せお待ちしております。




# by batmci | 2022-11-09 16:25 | バイク | Comments(1)
2022年 10月 28日
Moto Italiano 2022
今年も恒例の秋のMoto Italiano Turingが10月22〜23日にかけて岐阜県下呂方面で開催されました。
店主も関東方面、大阪や名古屋方面からの参加者と一緒に紅葉少し前の良い気候の中、飛騨路を存分に楽しみました。
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当日は22台の参加者がありどれも個性的な50〜60年代のイタリアンバイクで今年初めて走るコースなどもありとても楽しめて走れました。
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こちらはルート途中に立ち寄った金山巨石群。まさに巨石がゴロゴロと写真には上手く収まらないぐらいとても不思議な風景でした。
ピッコロクラスから250ccまでのイタリアンで走るにはとても良いイベントですので
ご興味のある方、よろしければこちらモト イタリアーノをご覧頂き

お気軽にお声がけください。楽しくご一緒に走られる方お待ちしています。


# by batmci | 2022-10-28 11:45 | イベント | Comments(0)
2022年 10月 17日
ほんの少しだけですが入荷。
今回のイタリア出張ではあまりこれといった部品なども入手できなかったのですが、そんな中でもほんの少しだけですが
店主が気に入って購入してきた物などのご紹介。
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まずはこちら。アルミの鋳物製Moto Guzzi Galletto用のオーナメント。
ガレットのマークであるマルチカラーの鶏が可愛らしく鋳出しされその上からペイントしたとても可愛い一品。
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こちらもガレット用の部品でワンタッチタイプのオイルコック。
通常やリプロはねじ込み式の物ですがこちらは押し引きするタイプです。
長期間の保管時にオイルが下がり気味の車両には必要な部品です。
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こちらはお客さまからのオーダー品、Moto Morini GT/Tresette Sprint に使うタコメータードライブ取り付けキット。
オリジナルのダイナモにドライブを取り付ける為のベースブラケットとタコメーター用のボルト、そしてケースカーバーのセットです。
ちなみにカバーは結構レアなオリジナルの物。
こういった部品もご注文で捜索可能です。
そしてこんな物も。
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イタリア各都市の小さなペナント。大きさからするとバイクやスクーターに取り付けたポールに付けたりするものと思います。
1950年台にはこんな都市の物の他にもバイクやオイルメーカー物などもあり、当時の雰囲気があってコレクションしたくなります。
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こちらは一応売り物なのでご興味の方ご連絡くださいませ。各一点ずつですのでお早めに。
最後にこんな物も。
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MV AGUSTA 750S用オイルドレンボルト。オリジナルNOSのお品です。
これもお客さまからオーダー頂いた品物で、この様な一個からでも物によってはお探しして
見つけることも可能です。
次の出張は多分3月下旬から4月上旬になると思いますが、イタリア車の部品などでお困りの方
全ての部品が入るというわけでありませんのと価格の見積もりは難しい物もありますが、お困りの方よろしければお問合せくださいませ。




# by batmci | 2022-10-17 16:39 | パーツ | Comments(0)
2022年 10月 14日
2022/10 イタリア出張記
10月6日から13日まで一年振りのイタリア出張に行って参りました。
今回、例年4月に行われていたReggio emiliaから新しくGonzagaという地に移動したMostra Scambioに行ってきました。
全く新しい地で時期の事もあって出店はイマイチでしたが、顔馴染みの方々とお会いして話をして色々と収穫もあり、行った甲斐があった今回の出張でした。
そんな会場の雰囲気をどうぞ。
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今回行ったGonzagaは先月のImola、翌月のNovegroという大きなマーケットに挟まれて開催されたので規模はともかく内容はイマイチでした。
それでも旧知の出店者と再会したり出来てそれなりに収穫はあったので良かったかと思います。
今回の出張で一般販売用のイタリア車の車両は入荷は無いのでその辺りは次の出張の春までには何台か仕入れができればと考えています。






# by batmci | 2022-10-14 13:14 | イタリア紀行 | Comments(0)